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2007年04月 アーカイブ

2007年04月04日

キャラブキ

材料1

フキ
適宜
酒、砂糖、しょうゆ
適宜

材料2

ふき
5kg
300ccくらい
5合
醤油
1升
水あめ
200ccくらい

道具や素材のアドバイス

  • フキは野ブキがキャラブキにあうといいます。見分け方などは、素材の知識のフキをごらんください

▼作りかた1の写真

kyarabuki01.jpg kyarabuki02.jpg

▼作りかた2の写真

kyarabuki05.jpg

作りかた1

  1. ※(材料1の分量を使用します)採ってきたフキは新鮮なうちに筋を取ります。食べやすい大きさに手で折りながら、折っては筋を引く、を繰り返しながらむいていきます。掃除したフキはそのまま水につけてあくを出します。手はあくで黒くなります。(A.)
  2. 水をきったフキは鍋に入れて、酒、砂糖、しょうゆを入れゆっくり煮ていきます。
  3. 分量はお好みです。砂糖をうんと多く入れるとB.のようなアメ状になり、上の写真のような出来上がりになります。砂糖を控えて醤油味の佃煮風に作るとC.のようになります。いずれにしてもかなり濃い味付けを心がけます。

作りかた2

  1. ※(材料2の分量を使用します)ふきは良く洗って5cmくらいの長さに切ります。
  2. なべにふき、醤油、水を入れて煮ます。かさが減ってしんなりしたら砂糖を入れます。
  3. サロンヒーターを使用して3日掛けて煮付けます。
  4. 汁が無くなったら水あめを入れてなじませてできあがりです。

知恵袋

kyarabuki03.jpg手で折って水につけたフキは大きさもまばら、水をすってねじれます。それが手づくり感があってホンモノだ。という人がいました。筋を取らずにぶつ切りにして煮るとおいしいという人もいました。唐辛子を入れる人、みりんで味付けする人・・・キャラブキは、いろんな味があってとてもおもしろい!
まっすぐに仕上げたい時は、茹でてから皮をむくと曲がりません。

あくは抜かない。昔は、胃薬として食べていたとの事です。胃の調子が悪い時、2,3本食べると効果があるということです。色は真っ黒です。日持ちもすると言うことです。

  • 作りかた1)2004年6月楡島にて取材。2005年1月情報追加。
  • 作りかた2)2007年3月25日食ぅちゃん掲載。旧妙高村 池島トミコさん取材協力による

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