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ササ

香りもよく、殺菌力もある笹はいろんな料理に使える便利で必須の包装材料です。

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(笹の使い分け)

笹

解説と情報

笹の種類と使い分け

「モチ笹」(写真の右)と「すし笹」(写真の左)と区別することがあります。一見色も青っぽいほうがモチ笹で細かい毛が目立ち、モチがくっつきにくい。左のすし笹は感触もつるつるしていて笹寿司、チマキにも合います。

採取時期と使い分け

チマキや笹団子に使う笹は、割れにくい柔らかいものが良いため、6月〜7月頃の、今年出た葉が固まり始める頃採りましょう。 笹餅に使う笹も香りのよい今年の葉が向いています。

一方笹寿司に使う笹は、前の年の固く濃い色のものを使うと、茶色に変色せず見た目よくできます。

採った笹の処理と保存

  1. 乾いてしまうため、水につけておくか、すぐに処理します。水で洗って固く絞った濡れ布巾などで両面をふき汚れをとります。
  2. 裏表、上下を揃えて重ねラップできっちりと包んで新聞紙にくるみ冷凍して保存します。
    枚数を決めておくと後で使いやすいです。しっかりラップで包まないと乾いてしまって見た目が悪くなります。

知恵袋

チマキには大きな葉が必要。笹は場所や株によって同じ種類でも形や大きさが違うので気に入った笹のある場所を知っていると便利です。道路端でも、やぶの中でもかまいません。

  • 2007年7月 取材・撮影 村越
  • 2008年2月 わがやの味へ転載、世詩絵、よーくん追記

「ササ」へのコメント (1件)

笹の収穫時期ですが、
笹団子やちまきには、6、7月の頃の新葉が柔らかくって、割れづらいから良いのですが、笹寿司に使うと、ささの色が変わって(茶色になって)食べたあとの印象が悪いので、出来たら去年の固い濃い色の笹を使ったほうが良いです。


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