とうな(五月菜)
昨年の秋蒔いた五月菜の伸びてきた”とう”。冬が終わって初めて採れる青い野菜です。
材料
▼とうなのおひたし(五月菜)
- とうな
- 適宜
- 削り節
- 適宜
▼とうなの塩こんぶ和え(五月菜)
- とうな
- 適宜
- にんじん
- 適宜
- えのき
- 適宜
- ごま油
- 適宜
- 塩こんぶ
- 適宜
▼とうなの浅漬け(野沢菜)
- とうな
- 適宜
- たかのつめ
- 適宜
- 塩
- 適宜
道具や素材のアドバイス
- とうなは、五月菜、野沢菜、白菜、キャベツなどいろいろな種類があります
▼とうなのおひたし(五月菜)
▼とうなの塩こんぶ和え(五月菜)
作りかた
とうなのおひたし
- 煮立った湯に塩を入れ新鮮なとうなを茹でます。鮮度や太さなど、品物によって固さが全然違うので、必ず根本をつまんで確認しながら茹でます。柔らかめ、固めは料理と好みに合わせて。
- 取り出して水にとり、冷たい水で芯まで冷やす。
- 水をよく絞って食べやすい大きさに切る。
おひたしというと出し汁につける方法もありますが、削り節をのせ醤油をかけていただきます。気分でポン酢醤油や、マヨネーズでもおいしいですね。
とうなの塩こんぶ和え(ごま油味)
- 煮立った湯に塩を入れとうなを茹で、水で冷やして水気を絞り、食べやすい大きさに切っておく
- 5mm角の棒状に切った人参とえのきもさっと茹でて自然に冷やす
- ボールに下ごしらえした野菜と、塩こんぶ(ささめ)を入れ混ぜて少しおき、味をなじませる
- ごま油を鍋に入れて熱し、香りがたってきたら先ほどの野菜にかけて(ジュッと音がする)混ぜ、器に盛りつける。塩昆布の量で塩加減が決まるが、塩味が足りなかったら塩を足して味付けする<
野沢菜のとうなの浅漬け
- 煮立った湯に塩を入れ新鮮なとうなを、さっと1分ほど茹でる。
- 取り出して水にとり、冷たい水で芯まで冷やす。(野沢菜の場合は苦みがあるので、一日ほど水につけておくとよい)
- まな板において塩を振り、板ずりの容量で塩を含ませたら容器に移し、タカノツメをちぎってのせたらラップをかけて一晩漬け込む。
五月菜のとうなでも同様にできます
知恵袋
とうなは採って1日もすると、すぐに固くなってしまいます。柔らかく味も甘いとうなは採れたてが一番です。
とうなは”とう立ち菜”とも言います。前年の秋に植えた白菜、キャベツ、野沢菜など、収穫せず残ったものが翌年雪消えと共に伸び出して花が咲きますが、その芽がとうなです。花を咲かせてしまうとそれで収穫は終わりですが、芽を摘んでいくと次々に脇芽がのびて続けて食べられますが、だんだんと茎が細くなっていきます。
- 2008年4月2日 料理…世詩絵、取材…ねおかんのコックさん、やっこ(いえあじプロジェクト)