やつがしら(八頭)の煮もの
見た目は里芋と間違えそうですが、味はホクッとして高級感があります。「八つの頭の上に立つ」といい縁起物としてお正月の煮物に入れます。
材料
- やつがしら(八頭)
- 適宜
- その他の具(にんじん、しいたけ、レンコン、あつあげ、チクワ、こんにゃくなど)
- 適宜
- 調味料(だし汁、酒、醤油、みりん、塩、砂糖)
- 適量
道具や素材のアドバイス
- 八頭(やつがしら)と里芋は似ていますが味は違います。(→やつがしらと里芋)
作りかた
- 八頭は皮をむいて食べやすい大きさに切り、面取りをしておきます。その他の材料は(写真参考)お好みで切ってください。
- 調味料を合わせ、材料を全て入れて煮ます。落としぶたをしてことこと煮ていきます。途中様子をみてください。八頭が一番煮えにくいです。
- 煮上がったら火をとめ、しばらくそのままにして味を含ませます。八頭は冷たくなると固くなります。
知恵袋
八頭と里芋の違い;八頭は芋が茎の付け根に一個あって、回りにあまり食べない子芋がついています。里芋はいくつかの芋がくっついてなります。見た目に細かい毛が多いのが里芋。八頭の子芋はしずく型をしています。味は、ホクッとしているのが八頭でぬめりがある食感が里芋です。
八頭はお正月の煮物にあるとうれしい食材ですが、収穫した八頭をお正月までもたせる前に腐ってしまうことも多いようです。
- 2008年12月25日 料理…世詩絵、取材…ねおかんのコックさん、やっこ