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しんもち、あられ、かきもち

餅米10割の手づくりあられは間違いなく美味しい!しんもち、あられ、おかき・・呼び方はいろいろあるけど、お茶菓子やおやつに、寒の時期に作っておいてオールシーズン楽しめる便利なお菓子です。

材料

▼のしもち

餅米
適宜
青のり、しそふりかけ(ゆかり)、干しえび、大豆(青大豆、黒豆でも良い)
適宜
片栗粉(もちとり粉)
適宜

道具や素材のアドバイス

あられ あられ、しんもちの切り方、干し方 あられ、しんもちの揚げ方
しんもちの編み方

作りかた

  1. (前日作業)餅をついて1cm〜2cmで厚さを決め、一定に伸しておく。伸し方は「もちつきのページ」の方法で、片栗粉を付けて伸ばしても、袋に入れて伸ばしてもどちらでもよい。袋に入れない場合は、乾きすぎないように新聞紙をかけておくとよい。寒の時期で、ついてからおよそ20時間くらい置くとちょうど切りやすくなるため、前日は午後餅をついておくと翌日の朝から作業にかかれる
  2. しんもちにする場合は長さ7cmくらいの短冊に切る。あられにする場合はさらに細かく切って、1.5cmくらいのさいの目にする
  3. 切り終えたあられは、新聞紙を2〜3枚広げたところに重ならないようにばらまいて、さらに新聞紙を1枚かけて乾燥させる。
  4. 翌日から3日間は1日に1回新聞紙の湿り具合を確かめながら交換したり、あられをころがして上下を入れ替えながら手当てする。その後は上の新聞紙を取って約3週間、たまにころがしながら時間をかけて乾燥させる。試しに揚げてみて芯までサックリと揚がるようであれば乾燥を終了して容器に移して保存する
    餅はかびやすいため、1月中旬〜2月いっぱいの大寒の前後でないと上手にできない。また短時間で乾燥してしまうとひび割れしておいしいあられにならないため、温かい時期は向いていない

揚げかた、食べ方

  1. 150℃くらいに熱したサラダ油で気長に揚げます。油に入れると直ぐに浮いてきて、周囲から膨れてきます。芯が残らないように揚げるのがコツ。徐々に割れてはじけてきたら火傷に気をつけてください。
  2. はじけなくなってしばらくしたら、温度を少し上げて最終的に180℃くらいまで揚げて、きつね色がつくくらいで仕上げます。食べて確かめながら揚げます。
  3. 油をよくきって、砂糖や塩をお好みで振って食べます。油が酸化したり、湿気ると味が落ちます。早めに食べましょう

知恵袋

しんもちとあられ 「しんもち」ってどう書くの?どういう意味?と尋ねても人それぞれの思いこみで違いがあります。「"凍み餅"がなまって"しんもち"となったのではないか」「固く芯が有る餅だから"しんもち"かと思ってた」「新年に食べる餅だから」「今年とれた新米で作るから」どれが正しいか、どれが間違いかは不明です。但し、長細く切ってあげた”かき餅”は「しんもち」あるいは、長細く切った餅そのものを「しんもち」と言う事はおよそ間違いが無いようです。2009年1月現在、このホームページではこのような見解にとどめておきます。ご意見ください

昔は、乾燥して出来上がったしんもちは、米の中に入れて保管したそうです。

寒い家の中に約1ヶ月広げっぱなし。今の住宅では難しいかな・・?

    • 2008年1月24日 料理…きよこ、世詩絵、柴ダン 取材…やっこ、よーくん(いえあじプロジェクト)
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