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小豆のこし生あん(生こしあん)

餡を手づくりするなんて本格的。と思われるかもしれませんが、以外に簡単で、慣れると手間も感じません。是非チャレンジを

材料

出来上がり量1.8kg

小豆
1kg

道具や素材のアドバイス

  • 水を絞るのに布やさらしを使いますが、豆腐の水切り、おひたしの野菜の水切りにも使える袋上の「漉し袋」があると大変便利です。その他、ザルや細かい目の漉し器も必要です
  • 漉し袋の作り方
    • てぬぐい1枚を半分にたたむ。
    • 両側のみみの部分を5ミリほど折り、その上をミシンをかけるか細かく手縫いをする。 (縫い目が粗いと中に入れた豆が出てきてしまい、うまく漉せない)
      ※入れたものが取り出しやすいように、縫い目が表のまま使う。
  • 砂糖を加えた甘いこしあんの煮方は「小豆餡(つぶあん、つぶしあん、こしあん)」をご覧ください
  • 生こしあんを使った料理「水ようかん」「おはぎ・ぼたもち」「もぐさ餅(よもぎ餅)」「笹だんご」をご覧ください

 

小豆のこし生あん(生こしあん)の作り方

 

小豆のこし生あん(生こしあん)

作りかた

  1. 小豆を水で洗って鍋に入れ、ひたひたより少し多めの水をはり火にかける。(小豆は水にふやかさず直ぐに煮てよい)
  2. 中火で加熱し、沸騰したら湯をこぼし新たに水を加えて煮る。3回ほど繰り返すと量も増え、湯に色も出なくなってくる。(渋抜きと言う)
  3. 最後は柔らかくなるまで弱火で煮て、そのまま冷やす。(柔らかくなっていれば冷やさず次の作業をしても差し支えない)
  4. 粗い目のザルにあけて、すりこぎ、玉じゃくし、手などでつぶしながら漉して皮を除く
  5. 細かい網(漉し器)で漉して粗い粒をつぶし、さらに細かい皮を取り除く
  6. 漉した汁は全て漉し布(またはさらし)に入れ上部をねじりながら水分をよくしぼり取る。残ったものがこし生あん(生こしあん)。水分を完全に乾燥させたものを「さらしあん」と言います

知恵袋

昔はザルで漉して皮を取っただけのもので水ようかんなど作ったそうです。口当たりはザラザラしますが、あまり手の込んだ事が出来なかったり、もったいなさがあったのかもしれませんね。

こし生あんは冷凍して保存してもよいでしょう。つぶあん、こしあんどちらが好き?というと意見が分かれますが、どうみても手間がかかっているのはこしあんですね。

 
    • 2009年2月5日 料理…よーくん、世詩絵、きよこさん、取材…やっこ、よーくん(いえあじプロジェクト)

「小豆のこし生あん(生こしあん)」へのコメント (2件)

あの美味しくない皮が入ると思うと、やはりおうちゃくはダメみたいですね。


簡単に潰すのに、ミキサーに掛けたいと、思う方もいるかもしれませんが、ミキサーに掛けると皮が細かくなりすぎ、裏ごしの編み目もすり抜けてしまいます。そうなるとざらざらした餡になってしまいます。


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