麦とろご飯、とろろ汁
麦の食感ととろろのなめらかさ。熱々の炊きたて麦飯で食べるとたまりません。味付けは自由ですが、昔ながらの煮干しだしは風情があります
材料
▼濃い煮干しだし
- 煮干し
- 中5本
- 水
- 2リットル
▼麦飯
- うるち米
- 7割
- 麦
- 3割
▼麦とろ用とろろ
- 大和芋(イチョウ芋など)
- 適宜
- 味噌
- 適宜
- 煮干しだし
- 適宜
道具や素材のアドバイス
- 大和芋(やまといも)は皮の白い伊勢芋や皮の黒い丹波芋が主で、つくね芋と同様丸い芋。イチョウ芋、大和芋、つくね芋は、長いもに比べ粘りが強く水分が少ない。(写真はイチョウ芋)。麦とろには長いもよりこれらの芋が出汁をたっぷり含み味も濃厚でおいしい
作りかた
煮干しだし
- 煮干しの頭と腹をとり(苦みのもとになるため)、水に浸けておく
浸ける時間は数時間または前日。ふやかしておくとよく出汁がでる
さらしに包んだり、こし袋に包んでおくと漉す手間も無く取りだしやすい
- 火をつけて沸騰したら中火にして10分ほど煮出す
麦とろご飯
- 皮をむいておろし金でおろす。さらにすり鉢でする
- 濃いめにとった煮干しだしに多めに味噌を入れ、しょっぱめの味噌汁を作る
- しばらくしたら上澄みをとろろに加え味付けをする
- 麦を入れて普通に炊いた麦ご飯を用意する
とろろ汁(昭和62年頃の楡島の西沢さんのレシピより)
- 長いもの皮をむいておろす。卵を加えさらにすり鉢でする(砂糖を入れてもよい)
- 煮干しだしの味噌汁を煮立たせ、すりのばす
- 青のりや海苔をかけてできあがり
自然薯はすりながら水でのばして使う
- 2009年2月21日 料理…世詩絵、柴ダン 取材…よーくん、やっこ