身欠きにしんの昆布巻き
中山間地では、海産物の干物は昔からよく食べられていました。上等なお総菜になった今では、素朴な昔ながらの作り方をするところはどこにもありません。
材料
- 身欠きニシン
- 適宜
- 昆布巻き用の昆布
- 適宜
- みりん、しょう油、だしの素
- 適宜
作りかた
- 身欠きニシンを水で洗い、もどしておく
- 昆布は水で洗い下準備をしておく
- ミソ昆布でニシンを巻いて、みりん、しょう油、出汁の素、水を加え、落としぶたをしてゆっくりと煮る
知恵袋
昔の作り方です。しょう油が高級品だった昔はミソ大根(みそ漬けの大根;写真上)を煮た汁で昆布巻きを煮ました。もちろん酒もダシも使いません。ミソの風味と塩味、大根から出る出汁で味をつけました。