(採取)
秋深まる11月頃、木の下に行くとあちこちに直径5cmくらいの熟れかかった黄緑色の実が落ちています。それを拾って実を腐らせ中身を取り出したものがクルミです。栽培種のクルミに比べて、オニグルミは殻が固く実も小さいため、実を取り出すのが大変苦労しますが、味は濃く個性があります。そのため、笹寿司の五目、クルミ合えといった昔ながらの料理には他で代用できません。
前日に水につけておく。フライパンか火の当たりの弱い鍋を使い、殻ごと中火で転がしながら煎っていき、口が写真のように開いたら包丁の背、スプーンといった固くて薄い金物で開きます。その後千枚通しのような鋭いものでほじくっていきますが、形を崩さずに取ることはできません。時間のかかる作業です
「くるみ」は普段の料理に必要な素材なので、「さぁ今日はくるみ拾いだよ」という時は、落ちているもの以外にも、竿で落として拾うこともあります。青い未熟なくるみはやはり味が薄いと言います。