« 2009年01月 | メイン | 2009年03月 »

2009年02月 アーカイブ

2009年02月06日

ぜんまいの白和え

材料

もどしたゼンマイ
適宜
豆腐(木綿)
適宜
オニクルミ
適宜
砂糖
適宜
適宜

道具や素材のアドバイス

ゼンマイの白和え ゼンマイの白和え作り方

作りかた

  1. もどしたゼンマイを食べやすい大きさに切って、砂糖と塩で味を付けて煮ておく
  2. 木綿豆腐をお湯で茹でて、さらしなどで水気を絞る
  3. オニクルミをすり鉢ですって、豆腐を加えよく混ぜ、味をつける
  4. ゼンマイを入れ和える

知恵袋

行事も無く雪の多い2月頃、保存しておいた山菜が活躍します

    • 2009年2月4日 料理…世詩絵、きよこさん 取材…よーくん(いえあじプロジェクト)

こんにゃくの炒り煮

材料

手づくりこんにゃく
適宜
醤油、味醂、酒、砂糖
適宜
唐辛子
適宜
出汁の素
適宜

道具や素材のアドバイス

  • 手づくりこんにゃくが手に入らない時は市販のこんにゃくでもできます
  • 手づくりこんにゃくの作りかたも別のページで紹介します
こんにゃくの炒り煮 こんにゃくの炒り煮の作り方

作りかた

  1. 手で食べやすい大きさにちぎるこのちぎり方がポイント。手つきと出来ばえをよくごらんください
  2. 厚手の鍋かテフロンなどのフライパンでから炒りする
  3. 調味料と輪切りにした唐辛子を入れ、煮つける

こんにゃくのゴロタ煮

1987年(昭和62年)頃、下平丸の石田シズエさんの紹介してくれたレシピです。#雪が降り続き台所を見まわしてもこんにゃくが1枚しかなかった。そこでおばあちゃんが作ったのがこの料理。

  1. こんにゃくを水から茹でる
  2. ゆでたこんにゃくを、だし汁に入れてとろ火で煮る。だし汁はこんにゃくの背中がかぶるくらいです(20分〜30分位)表面が醤油色、中が白いのできれいになる。
  3. 皿に盛り和がらしを付けて食べる。

知恵袋

出汁の素は入れなくてもかまいません。水っぽくならないように調味料感覚で出汁の素が便利です。油を入れて炒める人もいます。好きずきです。
手づくりこんにゃくで作ると絶対おいしいですよ!

スプーンでちぎるより手でちぎったほうが美味しく味が付きます。煮つけると角がとれて愛嬌のある形になりますが、この形にちぎるには練習が必要ですね。写真のちぎり方を是非参考にしてください

    • 2009年2月4日 料理…世詩絵、きよこさん 取材…よーくん(いえあじプロジェクト)

小豆のこし生あん(生こしあん)

材料

出来上がり量1.8kg

小豆
1kg

道具や素材のアドバイス

  • 水を絞るのに布やさらしを使いますが、豆腐の水切り、おひたしの野菜の水切りにも使える袋上の「漉し袋」があると大変便利です。その他、ザルや細かい目の漉し器も必要です
  • 漉し袋の作り方
    • てぬぐい1枚を半分にたたむ。
    • 両側のみみの部分を5ミリほど折り、その上をミシンをかけるか細かく手縫いをする。 (縫い目が粗いと中に入れた豆が出てきてしまい、うまく漉せない)
      ※入れたものが取り出しやすいように、縫い目が表のまま使う。
  • 砂糖を加えた甘いこしあんの煮方は「小豆餡(つぶあん、つぶしあん、こしあん)」をご覧ください
  • 生こしあんを使った料理「水ようかん」「おはぎ・ぼたもち」「もぐさ餅(よもぎ餅)」「笹だんご」をご覧ください

 

小豆のこし生あん(生こしあん)の作り方

 

小豆のこし生あん(生こしあん)

作りかた

  1. 小豆を水で洗って鍋に入れ、ひたひたより少し多めの水をはり火にかける。(小豆は水にふやかさず直ぐに煮てよい)
  2. 中火で加熱し、沸騰したら湯をこぼし新たに水を加えて煮る。3回ほど繰り返すと量も増え、湯に色も出なくなってくる。(渋抜きと言う)
  3. 最後は柔らかくなるまで弱火で煮て、そのまま冷やす。(柔らかくなっていれば冷やさず次の作業をしても差し支えない)
  4. 粗い目のザルにあけて、すりこぎ、玉じゃくし、手などでつぶしながら漉して皮を除く
  5. 細かい網(漉し器)で漉して粗い粒をつぶし、さらに細かい皮を取り除く
  6. 漉した汁は全て漉し布(またはさらし)に入れ上部をねじりながら水分をよくしぼり取る。残ったものがこし生あん(生こしあん)。水分を完全に乾燥させたものを「さらしあん」と言います

知恵袋

昔はザルで漉して皮を取っただけのもので水ようかんなど作ったそうです。口当たりはザラザラしますが、あまり手の込んだ事が出来なかったり、もったいなさがあったのかもしれませんね。

こし生あんは冷凍して保存してもよいでしょう。つぶあん、こしあんどちらが好き?というと意見が分かれますが、どうみても手間がかかっているのはこしあんですね。

 
    • 2009年2月5日 料理…よーくん、世詩絵、きよこさん、取材…やっこ、よーくん(いえあじプロジェクト)

水ようかん

材料

中サイズ流し函(18cm×18cm×4)約2箱分(水ようかん4本)に若干満たない量です

小豆のこし生あん
1kg
砂糖
400〜500g(お好みで)
棒寒天
2本(16g〜20g)
1000cc
少々

道具や素材のアドバイス

  • 寒天流し(専用容器)があると便利ですが、なければ四角い入れ物なんでもOKです。プリンの型など使っても面白いです
  • 寒天は棒寒天でも粉末寒天でもかまいません。棒寒天は通常1本10g、粉寒天は4gが棒寒天1本分で計算します。
  • 生こしあんの作り方「小豆のこし生あん(生こしあん)」をご覧ください
水ようかん 水ようかんの作り方

作りかた

  1. 下準備:前日に棒寒天を水でざっと洗い、水をはったボールの中にちぎって入れる。 (一晩たつと充分やわらかくなる)粉寒天は水に直接入れて火にかけられます
  2. 厚手の鍋にこしあんと砂糖を入れ、まぜあわせ、火を付ける
  3. しぼった棒寒天と分量の水を鍋に入れ、寒天がしっかりとけるまで加熱する(沸騰)
  4. 鍋の餡を底の平らなしゃもじで混ぜながら加熱し、砂糖を溶かし寒天液を入れた時に固まらない温度まで温めたら(触って熱い程度まで)3の液を少しづつ加えながら混ぜる
  5. 火にかけて再び沸騰したら火から下ろし、冷水か氷に鍋を入れ、泡が出来ないように丁寧に絶えず混ぜながら冷やす
  6. 温度が下がってわずかなかたまりが出来た瞬間に型に流し入れる(およそ45℃)
    温かいうちに型に流すと、小豆が沈んでしまう。
  7. 冷えて固まったら切り分ける

知恵袋

冷たい寒天のお菓子だから、季節は夏かと思うとそうでもありません。水ようかんは傷みやすいからという理由ではなく、妙高では冬の季節の食べ物です。お正月に必ず作るという人もいます。

    • 2009年2月5日 料理…よーくん、世詩絵、きよこさん、取材…やっこ、よーくん(いえあじプロジェクト)
    • 2018年1月7日 村シェフ修正

2009年02月23日

麦とろご飯、とろろ汁

材料

▼濃い煮干しだし

煮干し
中5本
2リットル

▼麦飯

うるち米
7割
3割

▼麦とろ用とろろ

大和芋(イチョウ芋など)
適宜
味噌
適宜
煮干しだし
適宜

道具や素材のアドバイス

  • 大和芋(やまといも)は皮の白い伊勢芋や皮の黒い丹波芋が主で、つくね芋と同様丸い芋。イチョウ芋、大和芋、つくね芋は、長いもに比べ粘りが強く水分が少ない。(写真はイチョウ芋)。麦とろには長いもよりこれらの芋が出汁をたっぷり含み味も濃厚でおいしい
麦とろご飯 煮干し出しのとりかた

▼とろろ

麦とろご飯の作り方

作りかた

煮干しだし

  1. 煮干しの頭と腹をとり(苦みのもとになるため)、水に浸けておく
    浸ける時間は数時間または前日。ふやかしておくとよく出汁がでる
    さらしに包んだり、こし袋に包んでおくと漉す手間も無く取りだしやすい
  2. 火をつけて沸騰したら中火にして10分ほど煮出す

麦とろご飯

  1. 皮をむいておろし金でおろす。さらにすり鉢でする
  2. 濃いめにとった煮干しだしに多めに味噌を入れ、しょっぱめの味噌汁を作る
  3. しばらくしたら上澄みをとろろに加え味付けをする
  4. 麦を入れて普通に炊いた麦ご飯を用意する

とろろ汁(昭和62年頃の楡島の西沢さんのレシピより)

  1. 長いもの皮をむいておろす。卵を加えさらにすり鉢でする(砂糖を入れてもよい)
  2. 煮干しだしの味噌汁を煮立たせ、すりのばす
  3. 青のりや海苔をかけてできあがり
    自然薯はすりながら水でのばして使う

知恵袋

    • 2009年2月21日 料理…世詩絵、柴ダン 取材…よーくん、やっこ

About 2009年02月

2009年02月にブログ「妙高市 新井南部「わがやの味」郷土料理レシピ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年01月です。

次のアーカイブは2009年03月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36